「一年間で200冊の本が読めるか?」という、自分なりの挑戦を試みた昨年ですが、なんとか大晦日に200冊目を読み上げました。(「今年の目標、200冊!」「目処がついた・・・」「読書は自分への投資・・・年間200冊読破!」)
多読が必ずしも良いと思っているわけではありません。でも、「量が質に転換する」ということは確かにあるのだと思います。あの齋藤孝さんが何かで書いていたように思います。
本の読み方に関する著書もかなり出版されていると思います。本好きほど、そして特に本好きではなくても何かの理由でかなりの冊数の本を読まなければいけない人ほど、この手の本の読み方に関する本も読んでみたりします。
「速読」「多読」・・・・。中には「スロー・リーディング」を進める本もあります。(『本の読み方 スロー・リーディングの実践』 著:平野啓一郎、PHP新書)
本の読み方と言ってもひとくくりにはできません。
私が読む本は大きくわけて次の3種類があります。
1.必要な情報を調べるために読む本
2.あるテーマで学習するために読む本
3.書かれている世界にどっぷり入り込み非日常感を味わうために読む本
1の本はどうしても多読になります。そして速読にもなります。必要なエッセンスを速く見つけ出すための読み方です。
2の場合は、逆にゆっくりとしたペースで何度でも何度でも、行きつ戻りつ読み返すことになります。傍線を引いたり付箋を貼ったり。教科書読みとでもいうのでしょうか。
そして、小説や伝記もの、そしてドキュメンタリーものなどは、その世界にどっぷりつかるためのペースで読むことになります。遅からず、速からず・・・・自分が心地よくその世界に入り込むことができるペースというものがあります。
映画館で映画を観るとき、どのあたりの席がお好みですか?
スクリーン全体が首を動かさずに視野に入る、後方の座席を好んでいたのですが、あるとき学生時代に映画研究会に属していた知人に、「映画って、前の方で見るといいよ」と教えられてから字幕のない映画は好んで前方から2,3列目の座席に座るようにしています。最前列ということも結構あります。
そんな席から映画はどう見えるか・・・・・。
まず、他のお客さんが視角に入ることがないため、まるで自分の家で映画を見ているような感覚になります。そして、スクリーンが視角からはみ出しているので、映画の映っているスクリーンを見ているという感覚がなくなり、映画の中に自分が入り込んでいるような感覚になります。
どっぷりと、その世界にのめりこめる映画の味方です。
まわり道してしまいましたが、3番目の本の読み方は、最前列で映画を見るような読み方をしようとしています。読む速度は速くもなく遅くもなく・・・・鼓動とか呼吸とかの体のリズムにあったペースで読むようにしています。
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